※この記事は9/7(木)に初回の投稿をしております。当日まで適宜更新していくのでお見逃しなく!
はいどうもー!セントウルSについてまとめて行きます!今年は阪神開催に戻りますよね!
秋のGⅠ戦線の初戦を飾るスプリンターズSへの前哨戦なわけですが、ざっと過去を見た感じスプリンターズSは前走右回りだった馬の好走が多いイメージがあるんですよね!

本番に大きく直結する前哨戦になりそうです!
開催地変更に伴って、今回複勝・レースデータは阪神開催時を掲載していますよ!
先週の新潟記念については下記から!
セントウルS データ まとめ
勝ち馬にはスプリンターズSの優先出走権が与えられる秋のスプリント路線の考える上では重要な一戦でもあり、サマースプリント延いてはサマーシリーズの最終戦でもある本走です!
競走名の「セントウル」はケンタウロスのことで、阪神競馬場にはシンボルともなっているセントウル像があるんですよね!


セントウル阪神競馬場は星座にまつわるレース名が多いらしいんですよ!
あと、阪神と半身がかかっているのでは?って記事も見ましたね!
コース、馬場・脚質の傾向


コースは阪神芝1200mですねー!上図でもわかる通り、スタートからの直線が短いですよね!
以下が主に見られるコース的な傾向・特徴です!
- 逃げ・先行有利傾向
- 内枠の好走率高
- スタートから最後の急坂まで下り坂
- 上級条件では差しが決まる事も


今回出走馬は比較的バランス良く脚質が散っている印象ですが、開幕週ということで前目の馬は人気しそうですよね!
レースデータ
開催 | 馬場 | タイム | 前後3F | 枠・馬番 | 勝ち馬 | 通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|
2019年 | 良 | 1:06.7 | 33.0 – 33.7 | 5枠7番 | タワーオブロンドン | 7-7 |
2018年 | 重 | 1:08.8 | 33.3 – 35.5 | 8枠14番 | ファインニードル | 6-6 |
2017年 | 良 | 1:07.5 | 33.8 – 33.7 | 5枠7番 | ファインニードル | 3-3 |
2016年 | 良 | 1:07.6 | 33.1 – 34.5 | 1枠1番 | ビッグアーサー | 1-1 |
2015年 | 良 | 1:07.8 | 34.0 – 33.8 | 3枠6番 | アクティブミノル | 1-1 |


阪神開催の近5年は前傾ラップのレースもありますが、おおむねイーブンラップのレース傾向。勝ち負けするなら、道中は最低でも前目後方か中段には居たいところです!
馬場に関して
第4回阪神開幕週ということで、まぁ前目・内枠の馬には有利に働くでしょうね!
レース傾向的にもスピード持続力が問われそうな感じがありますし、過去1番人気の好走が多い事から、純粋な力比べ的なレースが予想されるかと思います!


絶対に逃げたい!と言う馬も見られませんし、枠順・テンの速さが勝敗を分けそうな気がしてきましたよぉ~!
脚質別コース成績


結構くっきりと分かれた脚質分布かと思います!後述の複勝圏データを見てもわかりますが、ちょこちょこ後方の差し馬も来ており、複勝までなら十分に狙えるかなと思います!
血統傾向について
要注目!出走産駒内 近2年成績上位産駒


個人的にも気になるビッグアーサー産駒。ビッグアーサーも勝っているわけですから血統的にも合うんでしょうね!
PICK UP!!産駒
今回は2頭出走予定のビッグアーサー産駒をPICKUPします!
今回は
- ビッグシーザー(牡3)
- ブトンドール(牝3)
が出走予定ですね!


両馬とも3歳。これ産駒的にスプリント路線獲りに来てる感じありますよね!スプリント路線においてミッキーアイル産駒と双璧をなす存在になることを期待しています!
ビッグアーサー産駒の特徴・傾向
- 馬力・粘り強さを生かすタイプが多い
- キャリアを重ねて良くなるタイプ
- 1200m◎
- 函館競馬場◎
- 阪神競馬場〇
ジョッキーについて
騎乗予定(9/7時点)のジョッキー阪神芝1200m 成績上位者はこちら!
騎乗予定で直近での成績最高位は藤岡康太騎手。
今回はレジェ―ロ騎乗予定で、直近の戦績は5-5-1-22!


僕同い年なんで、藤岡騎手には頑張ってもらいたいです!騎乗のレジェ―ロは中2週での出走。2021年以来の勝利と重賞初制覇を目指す形です!
近5年 複勝圏内データ
ざっと見た感じは、北九州記念組の好走が目立ちますが、枠的な面で行くとそこまで内にこだわる必要もない印象!
※上りは1位・2位・3位で記載
着順 | 枠・馬番 | 馬名 | 馬体重 | 人気 | タイム(上がり) | 通過順 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5枠7番 | タワーオブロンドン(牡4/57kg) 父 Raven’s Pass (母父 Dalakhani) | 516kg(-4) | 1 | 1:06.7 (33.2) | 7-7 | 【GⅢ】 キーンランドC:2着 |
2 | 5枠6番 | ファンタジスト(牡3/54kg) 父ロードカナロア (母父 ディープインパクト) | 482kg(0) | 7 | 1:07.2 (34.0) | 3-2 | 【GⅢ】 北九州記念:14着 |
3 | 4枠4番 | イベリス(牝3/52kg) 父 ロードカナロア (母父 ボストンハーバー) | 464kg(+14) | 3 | 1:07.3 (34.0) | 4-4 | 【GⅠ】 NHKマイルC:16着 |
着順 | 枠・馬番 | 馬名 | 馬体重 | 人気 | タイム(上がり) | 通過順 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8枠14番 | ファインニードル(牡5/58kg) 父 アドマイヤムーン (母父 Mark of Esteem) | 470kg(+4) | 1 | 1:08.8 (34.6) | 6-6 | 【GⅠ】 チェアマンズSP(香港):4着 |
2 | 2枠2番 | ラブカンプー(牝3/52kg) 父 ショウナンカンプ (母父 マイネルラヴ) | 434kg(+8) | 2 | 1:09.0 (35.7) | 1-1 | 【GⅢ】 北九州記念:3着 |
3 | 7枠13番 | グレイトチャーター(牡6/56kg) 父 サクラバクシンオー (母父 Giant’s Causeway) | 488kg(+4) | 7 | 1:09.1 (34.2) | 14-14 | 【GⅢ】 北九州記念:4着 |
着順 | 枠・馬番 | 馬名 | 馬体重 | 人気 | タイム(上がり) | 通過順 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5枠7番 | ファインニードル(牡4/56kg) 父 アドマイヤムーン (母父 Mark of Esteem) | 464kg(-2) | 1 | 1:07.5 (33.4) | 3-3 | 【GⅢ】 北九州記念:5着 |
2 | 4枠6番 | ラインミーティア(牡7/56kg) 父 メイショウボーラー (母父 オース) | 470kg(0) | 6 | 1:07.7 (33.0) | 6-7 | 【GⅢ】 アイビスSD:1着 |
3 | 8枠13番 | ダンスディレクター(牡7/56kg) 父 アルデバランⅡ (母父 サンデーサイレンス) | 434kg(-8) | 4 | 1:07.7 (32.6) | 9-9 | 【GⅢ】 シルクロードS:1着 |
着順 | 枠・馬番 | 馬名 | 馬体重 | 人気 | タイム(上がり) | 通過順 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1枠1番 | ビッグアーサー(牡5/58kg) 父 サクラバクシンオー (母父 Kingmambo) | 524kg(+4) | 1 | 1:07.6 (34.5) | 1-1 | 【GⅠ】 高松宮記念:1着 |
2 | 7枠10番 | ネロ(牡5/56kg) 父 ヨハネスブルグ (母父 サンデーサイレンス) | 464kg(+4) | 2 | 1:07.8 (33.8) | 5-5 | 【GⅢ】 アイビスSD:2着 |
3 | 7枠11番 | ラヴァーズポイント(牝6/54kg) 父 マイネルラヴ (母父 タマモクロス) | 514kg(+8) | 9 | 1:07.8 (34.1) | 3-3 | 【GⅢ】 北九州記念:11着 |
着順 | 枠・馬番 | 馬名 | 馬体重 | 人気 | タイム(上がり) | 通過順 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3枠6番 | アクティブミノル(牡3/54kg) 父 スタチューオブリバティ (母父 アグネスタキオン) | 476kg(0) | 10 | 1:07.8 (33.8) | 1-1 | 【GⅡ】 NZT:15着 |
2 | 8枠16番 | ウリウリ(牝5/54kg) 父 ディープインパクト (母父 フレンチデピュティ) | 464kg(-4) | 1 | 1:07.8 (32.8) | 13-11 | 【GⅢ】 CBC賞:1着 |
3 | 4枠8番 | バーバラ(牝6/54kg) 父 ディープインパクト (母父 Dixieland Band) | 436kg(-2) | 5 | 1:07.8 (33.6) | 4-5 | 【GⅢ】 北九州記念:4着 |


阪神開催の過去5年では、ハナを切った馬の戦績は2-1-0-2と好相性のように感じますね!前目に行ける3歳馬は軽斤量を生かして好走している印象があります!
前走クラス別成績は以下の通り!※阪神開催時2013~2019年
・重賞【7-7-7-58】:単勝8.9% 連対17.7% 複勝26.6%
・OP【0-0-0-16】:単勝0% 連対0% 複勝0%
・準OP【0-0-0-2】:単勝0% 連対0% 複勝0%
俺の「気になる」
距離短縮時、連対率50%以上馬
今回のセントウルS。距離短縮を得意とする馬の戦績が良いっぽいんですよね!
セントウルS、距離短縮時の連対率別成績
- 連対率50%以上【12-7-8-68】:単勝12.6% 連対20.0% 複勝28.4%
- 連対率49%以下【1-4-5-84】: 単勝1.1% 連対5.3% 複勝10.6%


ここまで連対率50%でくっきり戦績が分かれているのがすごいですよ!
今年のセントウルS出走予定で、距離短縮時の連対率が50%を超えている馬は
- スマートクラージュ
- ピクシーナイト
- ジャングロ
- エイシンスポッター
の4頭!
より詳しい情報は下記から!
複勝率0%データ
毎度恒例!複勝圏0%データです!先週の新潟記念ではこのデータを免れたユーキャンスマイルの好走もあり、侮れないデータとなっております!


今回も0%データ&該当馬のみ記載!詳しくはリンク先をご覧くださいね!
前走非重賞レース×重賞連対実績なし=複勝率0%
- モリノドリーム
父サンデーサイレンス系×牡馬=複勝率0%
- エイシンスポッター
- スマートクラージュ
- ディヴィナシオン
- ロンドンプラン
3歳馬×同年の重賞で連対実績なし=複勝率0%
- ドルチェモア
- ビッグシーザー
- ブトンドール
- ロンドンプラン
好走の傾向は調教にも表れる
2018~22年に阪神芝1200mで行われた条件が近い重賞6鞍(18・19年セントウルS、20年CBC賞、20~22年京阪杯)の1~3着馬18頭の調教傾向を調べたところ、13頭が「1週前坂路→当週坂路」調整馬だったみたいです!
さらに13頭中7頭が、1週前or当週の栗東坂路で、4ハロン52秒0より速い時計を出していたみたいなんです!
今回その条件に該当した馬は以下の5頭!
- アグリ
- ジャングロ
- ピクシーナイト
- スマートクラージュ
- ディヴィナシオン


短距離馬の追い切りは見栄えのするものが多いですから、こういうのは非常に助かります!
俺の「注目馬」
今回は【ピクシーナイト】です!
多くの競馬ファンから復活が期待されている馬ですよねー!
- 前々走は香港での故障明けかつ、復帰時期がずれ込んだ調整面の問題
- 前走は前が壁になって何もできず
って感じがしてます!しかし、前走では馬郡に揉まれるタイトなレースもしっかり走り切り、精神的な不安要素を払拭できている可能性も感じられました。
勝った時のスプリンターズSに比べ、少々走行時の伸びやさを欠いているようにも個人的には感じますが、王道の競馬ができるタイプですから、絶対的な逃げ馬のいない今回のレースでの復活!というのは大いに考えられますね!


外目の枠で包まれない形で前に出ることができたら、かなり面白いんじゃないかと思うんですよ!心身ともに元の状態に戻れば、能力は間違いないですよね!
- 近走負けの敗因が明確(近2走は左回り)
- 右回りは問題なし(前々年スプリンターズS勝ち馬)
- 実績十分も、様々な要素が絡み馬券妙味も◎
- 精神的な面での復調具合が不明
- 斤量58kg
- 鉄砲成績 0-0-0-2
最後に
はい、秋競馬も近づいてまいりましたね!
オールカマーもありますが、ここに出走する馬はスプリンターズステークスを中2週で迎えるということもあり、叩きであっても8分・9分程度までは仕上げてくることが多いのではないかと考えています!


昨年はオールカマーに行ったので、今年はスプリンターズステークスに行こうかななんてことも考えています!スプリントGⅠも見たことないですしね!
当日まで情報は適宜追加・修正していきますので、細かくチェックしていただけると嬉しいです!まぁまぁそんなこんなで、今回はここまで!!お付き合いいただきありがとうございました!


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